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2010年6月21日月曜日

file16 浮気相手に慰謝料を請求するの巻

夫(妻)への慰謝料請求が思ったよりも金額少ないんだなと思うかもしれませんね。もちろん血みどろの離婚劇を繰り広げるのもひとつのやり方です。でも、わたしなら夫との話し合いは早々に済ませてしまい、浮気相手を徹底的にたたきつぶすことでストレス発散しますね。

よく誤解されていますが、不貞行為に対する慰謝料請求は、離婚を前提にしなくても可能です。例えば、夫が浮気をしたら、離婚はしないけど夫に慰謝料を払ってもらうってのはアリです。また、夫だけでなく浮気相手に対しても、いやいや、もっと言うなら、浮気相手だけに慰謝料請求することもできるんです(もちろん浮気相手は夫が既婚者だということを知っていることが前提ですが)。

例えば、夫が3人の女(A子[独身]、B子[独身]、C子[既婚者])と浮気をしていたとします。この場合、慰謝料請求は、①夫②A子③B子④C子の4者に請求することが可能です。浮気相手3人に慰謝料請求し、仮に1人あたり200万円の慰謝料が取れたとすれば、600万円を手にすることができるわけです。ただし、反対に既婚者C子の夫から、自分の夫に対して慰謝料請求される可能性はありますが。

もちろん、浮気相手の側が素直に慰謝料の支払いに応じるとは思いませんが、こちらは話し合いが長期化して、相手側に弁護士が入ってきてもダメージは少ないですから。思う存分戦うことができるでしょう。一方、相手側は、揉めて会社や親、夫にバレるとそれはそれで困りますからね。あっ、親や職場にバラすとか言ったら脅迫になるから注意してくださいね。

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